池田学園は、勉強の大切さと楽しさを子どもたちに伝えていきたいと考えます。世の中が便利になり、彼らを取り巻く環境はわたしたち大人の想像を超えています。子どもたちは、便利・快適をいとも簡単に手に入れることができるようになりました。そんな時代だからこそ、子どもたちには確かな学力を身につけさせてやりたいのです。自ら考えて行動し、自分自身を強く持てる、そんな人間にしたいのです。
子どもたちが勉強する環境には、様々な障害や障壁があります。例えば携帯電話やパソコンなどの情報端末の普及。ここには、ときところ構わず友達や情報が飛び込んできます。そういったものを含め、楽しい情報や気を散らすものが彼らの周りには満ち溢れています。その中で、困難を伴う勉強に粘り強く取り組むことが難しくなってきているのです。
今こそ、勉強に対する厳しさが必要です。行き詰ったときにグッと踏ん張る努力、そこから逃げない厳しさが、それを乗り越えることによって、分からなかったことが分かるようになり、解けなかった問題が解けるようになります。そして、点数が取れる。成績が上がる。その瞬間、「やる気」が本物となり、自ら学ぶことができるようになるのです。
学ぶことは、本来楽しいものです。新しい知識を得て、それを活用していくわけですから。ところが、それを楽しめない生徒がいるのも現実です。「辛い、面倒だ、やりたくない」と感じる生徒もいます。それを、少々の無理があってもクリアさせていくことが教育の原点だと考えます。勉強と、真正面から向き合って、悩み、苦しんでいるときにこそ真の成長があるのです。
池田学園は、学力を伸ばしたいと真剣に願う生徒を、一切の妥協無く本気で指導していきます。
池田学園が目指すものは、「わかりやすく、身につく授業」です。
本当の意味で勉強楽しく感じるためには「理解すること」が大前提です。また、「分かった」内容を生徒自身が使いこなせなければ意味がありません。そのために、教師は厳しい姿勢で日々の授業に臨んでいます。授業ごとに、次回の授業に向けた宿題（その日の授業内容の復習）を課します。理解が弱ければ、追試や補習をとことん行います。「理解し使いこなせるまで」が達成目標です。
生徒の学力向上には、生徒―保護者―教師の強力な結びつきが絶対条件です。池田学園では、入学時の「サクセス・プランニング」をはじめ、その後の当校での様子・成績などについても、年に3回「個別懇談会」を実施してお知らせします。また、適宜、お電話やeメールにてご報告させていただきます。8月には、公開会場にて中3・保護者向けの「進学説明会」を開催し、入試の仕組みや現状について、最新の情報をもとに説明します。また、9月には「三者面談」を実施し、志望校の選定とその後の学習についてのアドバイスをさせていただきます。
私たちの授業の第一義は、知識の獲得と知性の向上にあります。勉強の大切さと楽しさを伝え、勉強に前向きに取り組める子どもたちを育てていく塾であり続けます。勉強には大きな苦難がともなうこともあります。時には、高く厚い壁が立ちはだかることもあるでしょう。そこを乗り越えさせるのが、私たちの役割でもあります。
人間がより人間らしく生きていくために欠かせないもの、それが「知性」です。また、日本の社会・文化の発展にこの「知性」が大きく寄与したことも周知の通りです。高い知性を持った、地域や社会に貢献できる、人材ならぬ「人財」の創出を目指します。私たちは、その人財づくりに携わる教育者として責任と誇りを持ち、日々の指導にあたります。
子どもは日々学習し、社会に出るための準備をしなければなりません。つまり、学力（学ぶ力、考える力）の獲得は彼らの使命でもあります。では、いわゆる勉強だけ出来ればそれで良いのでしょうか？自己本位で、他人の存在をないがしろにしても良いのでしょうか？それでは、学習本来の意味・意義をまったく無視した一人よがりでしかありません。自己の成長はもとより、周りにプラスの影響を及ぼしてこそ、学習が本来の意味をなすのです。
優（すぐ）れたものを持つことにより周りの範となり、やる気をも喚起させる。それが、学習における優（やさ）しさであると言えます。切磋琢磨し支え合うことで、周りのスキルアップにも寄与します。また、学力の獲得には継続的な努力が要求されます。その中で、人は困難を克服する術を見出すでしょうし、同時に他人の痛みを知ることができるのです。池田学園は、「思いやり」のある生徒を育成します。
目標を持っているからこそ、日々成長できるのです。まずは、小さな目標からでも良いのです。「宿題をていねいに仕上げる！」「英語のテストで90点以上を目指す！」「定期テストで学年50位以内に入る！」「内申点合計40を達成する！」これらの目標達成は、次のステップへの大きな自信となります。その自信の積み重ねが、後の大きな目標である「夢」をかなえる原動力となるのです。
授業や子どもたちとの触れ合いを通して、夢を語り、彼らにも夢を抱かせたい。そして、それをかなえるべく指針を与え、達成までとことんサポートしていきます。
